当院で対応する自由診療

自由診療とは、国保や社保などの公的医療保険が適用されない診療のことを言います。そのため、診察や治療にかかる費用につきましては、全額自己負担となります。一方で海外では認められているものの日本では未承認の医療技術や薬剤による診療が受けられるといったメリットもあります。 当院では自由診療で主に美容点滴・注射を行っております。
白玉点滴
美容点滴には様々な種類がありますが、当院ではグルタチオンを主成分とし、ビタミンCを追加した白玉点滴を採用しています。グルタチオンには抗酸化作用、解毒作用、抗メラニン作用があるので、しみやくすみを改善させる効果が期待できます。なおビタミンCには、メラニンを作る酵素として知られるチロシナーゼの働きを阻害し、メラニン色素の生成を抑制することで、しみを改善・予防する効果があります。さらに、動脈硬化を予防したり、免疫を増強したりする効果も期待できます。
1回の施術が30分程度です。1回のみでも効果を実感することはできますが、継続的な効果を期待されるのであれば、2週間に1回程度の間隔で通院されるようにしてください。
- 副作用
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注射部位の発赤、腫れ、痛み、内出血がみられることがありますが、多くの場合、数日で治まります。
ごく稀に過敏症(発疹、発熱、掻痒感など)が起こる場合があります。
プラセンタ注射
プラセンタとは、胎盤のことをいいます。胎盤は子宮の中の赤ちゃんと繋がっていて、栄養を送ったり酸素を送ったりします。
この胎盤には、多くの各種ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸、酵素、脂肪・脂肪酸、ムコ多糖体、核酸など、人間に必要な多くの栄養素が含まれております。
プラセンタには、更年期障害の改善やエイジングケア、美肌効果、滋養強壮など様々な効果があります。
当院で採用しているのはメルスモンとラエンネックの2種類です。日本の医療機関で取り扱われている日本人の胎盤で作られたプラセンタ注射はこの2種類のみです。
- プラセンタ注射は、原料として国内の女性の胎盤が使われています。生体由来のため感染症のリスクがあるとして特定生物由来製剤の指定を受けています。原料となる胎盤はHIVやB型肝炎、C型肝炎など感染症がないことが確認されていますが、未知のウイルスやクロイツフェルド・ヤコブ病など感染のリスクは完全には否定できません。このため、プラセンタ注射を含むヒト胎盤由来製剤の使用者は、以後の献血を控えていただいています。しかし昭和49年のプラセンタ製品発売以来、現在までB型肝炎、C型肝炎、HIV、クロイツフェルド・ヤコブ病などの感染症の報告はありません。
- 乳がん治療中~治療後の患者さまにつきましては、使用前に医師とよくご相談ください。
- 【副作用】
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- 注射部位の発赤、腫れ、痛み、内出血がみられることがありますが、多くの場合、数日で治まります。
- 過敏症(発心、発熱、掻痒感)
- 頭痛
- 肝機能障害
- 【プラセンタ注射の保険適用の場合】 3割負担の方で約550円/回
- 更年期障害の方に対してのメルスモン注射は、保険診療適用があります。 1回1Aまでで、連日の保険での注射はできません。